自分の本を書店で販売

地元のお客様の絵本が
まもなく完成します。

7歳の時、
ガンでお母さんを亡くした女の子と
悲しむ女の子の前に現れた1匹のスズメ。

7歳の女の子と1匹のスズメは
お母さんが天国へ旅立つ
四十九日が過ぎるまで
不思議な交流を続けます。

女の子は
この出来事を忘れないため
絵に描いて保存していました。

そして今年、
20歳になった彼女は
その絵をもとに絵本をつくりました。
母を亡くした自身の経験を
ガン検診の啓発活動につなげるためです。

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彼女の絵本は
Amazonで販売される予定です。
さらに、地元の主要な書店でも
陳列・販売できることになりました。

従来、自分の本を
書店で陳列・販売するには
書店に本を卸し流通させている
トーハンや日販といった
取次店を通す必要があります。

時々、弊社には

「出版した本を
 全国の書店へ流通させませんか?
 その取次をします」

というDMが届きます。
でも、正直高すぎて
お客様に勧める気にはなりません。
例えば、500冊の本を
全国の主要な書店へ
流通させてもらおうと思うと、
1年契約で¥500,000かかります。

出版社から自費出版すると
数百万円かかるといわれますが、
その費用の中で
取次代が結構大きな割合を
占めているのではと思います。

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今回の絵本が
取次店を通していないのに
地元の書店が取り扱ってくれるのは
著者である彼女が各書店の店主と
直接交渉を行なったからです。

「私の母親のように
 家庭と育児と仕事で忙しく
 自分の体のことを後回しにしている
 お母さんたちに
 ガン検診の重要性を伝えたい」

という彼女の想いと公共性の高さも
大きな要因になっていると思います。

ちなみに今回の絵本が書店で売れた場合
売上の3割が書店、7割が著者の取り分として
著者と書店の双方で取り決めたそうです。

今回もさいごまでお読みいただき、
ありがとうございました。
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