● 長年書き溜めたブログから小冊子をつくる

こんにちは。

小冊子入門塾の十河尚史（そごう ひさし）です。

ハンドメイド作家　松川智子さんが、長年書き溜めたブログからつくった本

『人気作家になって大好きなハンドメイドで10万円を稼ぐ入門書』

を紹介します。

松川さんは、私の出版本

『あなたの人気ブログを再編集した本をつくる方法』を読んで、

長きにわたって、若いハンドメイド作家を応援するために書き続けたブログを

ちゃんとした本にしよう！と決意されました。

なぜ、決意したのか？

それは、松川さんの後輩（若いハンドメイド作家）たちに伝えたいことがあったからです。

いや、「私には伝える責任がある！」と強く感じ始めたというのです。

では、本の概要は、後ほど伝えるとして、

松川さんがどのような手順でこのブログ本をつくったのか・・・について説明します。

私が最初に、松川さんに依頼したことは、

１．本の章立て構成を確定してください。

すなわち、各章の仮タイトルを決めてください。

そして、

確定した各章のタイトルが▼

第１章　売れるハンドメイド作家と、売れない作家の違い

第２章　どんな作家さんになりたい？

　　　　売れる作家さんへの最短ルートとは

第３章　どうやって売れる商品を作る？

　　　　人気商品、ロングセラー商品を作る方法

第４章　コロナでさらに大注目！

　　　　ハンドメイドビジネスのＳＮＳ活用法

第５章　趣味から卒業するための儲かる仕組みづくり

この章タイトルから、

松川さんのブログ本づくりの本気度が伝わってきたと思います。

　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・

章立て構成が確定したので、

２．私がＡ５横書きのＷＯＲＤ書式ファイル（25字×25行）を作成して、松川さんヘ送信しました。

さらに、松川さんに下記の依頼をしました。

・ 各章に当てはまるブログ記事を選んで、コピー＆ペーストでＷＯＲＤに貼り込んでください。

・ ページ数は、第１章～第５章で90ページを目指してください。

・ 貼り込み作業が終わると、ブログ調の文体を書籍調の文体に修正してください。

・ その作業が完了すると、十河へ送信してください。　

　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・

３．松川さんのＷＯＲＤ原稿を十河が添削修正。

松川さんが、がんばってつくった原稿を、第三者の十河が読みながら、拙い箇所を修正。

その作業が終わると、松川さんへ送信。

その原稿を松川さんが読んで、一部を修正。

松川さんが修正したＷＯＲＤ原稿を十河がもう一度チェックして、本文原稿が完成。

　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・

４．表紙デザイン、本文レイアウト、校正チェック、印刷／製本へ

アート印刷での「表紙デザイン」「本文レイアウト」作業がスタート。

そして、第１、第２、第３校正まで行って校正終了。印刷へと進みました。

※ブログ本の製作日数は

松川さんは弊社への相談からスタートして、約２カ月半でこのブログ本を完成させました。

　　松川さんのブログ本の装丁です▼

松川さんは、若きハンドメイド作家たちが、

「ハンドメイドという仕事を10年、20年と続けていけるように……」

「ちゃんと利益を出せるようになってほしい」という願いから、

この本の中で、若いハンドメイド作家さんへ『愛ある厳しいアドバイス』を贈っています。

私がそのアドバイスの中で、一番印象に残っているのが、

『101個目』というブログ記事です。

その記事を十河流に要約すると、

――――――――――――――――――

このネット時代。

誰もが簡単に「私、ハンドメイド作家です♪」とデビューできます。

でも、そんな簡単には売れるものではないよ。

「ヒットするかも？」という試作品を５個作ってみただけで、

「よし、次の６個から、実際に販売する商品にしよう！」

これは考えが甘すぎる。

こんなことをしていたら、

「不良品を買わされた！」とクレームが殺到するよ。

ちゃんとした商品に仕上げるには、

100個作って、何度も、何度もテストしないと・・・。

100個までは研究と修行。

そこまで、研究・改善をコツコツくり返して、

自信の101個目からが、やっと販売できる商品になるんだよ。

――――――――――――――――――

さすが、20年のキャリア！

アマチュアとプロの違いを

松川先生から教えていただきました。

　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・

松川さんのような、後輩たちへの応援メッセージ。

子育て悩む母親へのアドバイス。

70代シニアへの終活アドバイス。

漢方薬剤師による健康アドバイス・・・

もし、あなたも、

〇〇〇問題で悩む人への「心からのアドバイス」「応援メッセージ」などを書き溜めたブログをもっているのなら、

その記事を本というカタチにしてみませんか。

あなたの素晴らしい専門知識と豊かな経験、心やさしいアドバイスを、

ブログ読者以外の多くの人々が心待ちにしていますよ♪