●読者が迷子にならないように案内標識を用意する

こんにちは。

小冊子集客入門塾の十河です。

 

千歳、成田、羽田、中部国際、

伊丹、関西、福岡、そして那覇。

どの空港も年間1千万人以上の

お客様が利用している大空港です。

 

第1、第2、第3など複数の

ターミナルビルがあって、

搭乗口も30カ所以上もある。

さらに、それぞれのターミナルビルに

タクシー乗り場、バス乗り場、

電車の駅、マイカーの駐車場・・・

 

大きな荷物を持った何万人ものお客様が

空港の構内図が頭に入っているわけでもないのに、

自分が目指す搭乗口やバス乗り場へと

迷うことなく速足で歩いていきます。

 

その理由は、誰もが一瞬で理解できる

とてもわかりやすい『道筋』と『案内標識』が

ちゃんと設計・設置されているからです。

 

この2つをちゃんと整備しておけば、

空港管理者のイメージ通りに

お客様がその案内標識に従って、

それぞれの目的地へと迷うことなく

進んでくれるのです。

 

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では、本を読み終えた読者が

次に進むべき『道筋』と『案内標識』について

考えてみます。

 

経営や集客の困り事があれば、

まずは問題解決のヒントを与えてくれそうな

ビジネス書を探して読む人もいると思います。

 

ですが、そのビジネス書を読み終えて、

「この著者のセミナーを受けてみよう!」

「よし、この著者に相談してみよう!」

と、行動を起こす人はほとんどいないと思います。

 

その理由は、読者が『次に進むべき道』が

ハッキリと示されていないことが多いからです。

 

もし、集客/営業用の本・小冊子をつくるのなら

読み終えた読者が

「よし、次はこちらへ行こう!」

と自然に足が前へ進む

『道筋』と『案内標識』を用意しましょう。

 

たとえば、こんな道筋(導線)です▼

 

この図のように1本の道だけではく、

2~3本の道を用意しておけば、

個々の読者が自分の好みやレベルに合った

『道』を選んで前へ進んでくれます。