こんにちは。
小冊子集客入門塾の遠藤です。
紙に印刷されている文字を
テキストデータに変換したい時、
すごく重宝するのが
『OCR(光学式文字認識)』。
弊社では2つの状況下で活用しています。
1.むかし出版した本の再出版を頼まれた時
弊社には時々
「10年前に出版した本を改訂して再出版したい」
という相談があります。
この場合、ほとんどのお客様が
本の原稿を手元に残していないので、
OCRを使って現物(本)から
文字データを取り出しています。
2.フロッピーディスクで原稿が入稿された時
弊社は毎年『香川大学国文学会』の機関誌の
編集・印刷を担当させてもらっています。
幅広い時代の文学作品の解読や、
日本語の構造や表現などを研究している
国語の専門家たちが成果を発表する冊子です▼
毎年、10人くらいの先生から原稿をお預かりするのですが、
今でもワープロで原稿を書いてフロッピーディスクに保存して
渡してくれる先生がいます。
10年前ならどうってことなかったのですが、
今やフロッピーディスクから
原稿データを取り出す術がなくなってしまいました。
だからフロッピーディスクと一緒に預かった
プリントアウト原稿をOCRすることで
文字データを取り出しています。
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今までOCRは、
無料のアプリをダウンロードして使っていましたが、
最近ではグーグルレンズがOCRの機能を
兼ね備えていることを教えてもらいました。
写真を撮る感覚で使えてすごく便利なので
是非みなさんも一度試してみて下さい。