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●ギュッギュッと絞り込む集客術

こんにちは。

小冊子集客入門塾の十河です。

 

『出版社から自分の本を出版して、全国の書店に並べる』

 

こんな夢が実現しても、

自分の思惑どおりにビジネスを拡大していける著者は、

極一部の限られた人だけです。

 

多くの著者は、発行から1年もすると、

「思ったほど問い合わせや相談がなかった・・・」

 

発行から3年もすると、経済状況や時流が変わって、

「もう、この本は使えないな・・・」

 

と、出版集客の夢から覚めてしまう著者が多いようです。

 

思ったほど問い合わせや相談がないの

『その出版本の読者対象が広すぎる』ことに尽きると思います。

 

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出版社が全ての費用を負担してくれる『企画出版』は

最低でも3000~5000冊は売れるテーマの本でなければ、

出版社は請けてくれません。

 

 

たとえば、

アパートの空室対策に悩む大家さん向けの本を

出版するコンサルタントさんなら、

『アパート満室経営学』

あるいは、

『あなたのアパートを満室にする方法』のような、

何万人もの大家さんに向けたタイトルになると思います。

 

ですが、この手の本は既にたくさんあります。

実際に大家さんがこの手の本を購入して読んでも、

「私が抱える問題には該当しない内容だった……」

「総論的な内容だったので、

 わざわざ著者に相談するほどではなかった……」

となってしまいます。

 

一方、弊社のお客様のコンサルタントさんは

出版社を頼らずamazon出版しています。

5000冊も売る気はさらさらなく、

全国の数万人の大家さんの中の僅か300人の限られた大家さんから、

「これは私のための本だ。勉強したい!」

と思ってもらえる本を出そうとします。

 

たとえば、

『学生数2000人ほどの地方大学向けアパート満室経営学』

『築15年の古い東向きアパートを満室にする方法』

というタイトルにして、読者対象者をギュッと絞り込むのです。

 

ここまで絞り込むことで、

「これは私のための本かも・・・」

「この著者からもっと学びたい。」

と、相談行動を起こしてくれる確率がかなり高くなります。

 

広いテーマの本/小冊子で多くの見込み客を広く集めるのではなく、

ギュッと絞り込んだテーマで少数の優良顧客を集める。

 

自分が得意とする『小さな分野』のテーマに絞った本/小冊子で

少数の本気客を集める。

情報大洪水時代には欠かせないマーケティング術だと思います。