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●原稿を自力で書き上げたい人の【アート印刷】活用術

こんにちは。

小冊子集客入門塾の遠藤です。

 

ちょうど1年前、弊社のYouTube広告を見て

「本を書いて出版したい!」

と相談をくれた福岡の大学生さん。

 

夏ごろまでは原稿の執筆も順調に進んでいて

あらすじまでは書き上げてくれましたが、

最近は『産みの苦しみ』を体感しているようです。

 

私も仕事柄、お客様に代わって小冊子の原稿執筆を代行するので

彼女の苦しみは痛いほど分かります。

 

ごく身近な人にだけ配って読んでもらう本ならともかく、

全国の不特定多数の人に自分の考えや想いを

分かりやすく文章に変換するのって本当に大変な作業です。

 

1日中、机に向かっているのに2行か3行しか書けない日も珍しくありません。

そんな日が続くと心が折れて途中で執筆を投げ出したくなります。

 

まっ、私の場合は仕事なのでそんなこと言ってられないのですが・・・

 

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以前、九州で歯科医院を営むAさんが

小冊子原稿を書き上げて弊社に送ってくれました。

 

といっても、完成度が50%くらいの不完全な原稿です。

 

でも、実はこれが自力で原稿を書き上げるコツです。

原稿の執筆については多くの人が誤解しているのですが、

最初から完璧な原稿を書き上げようとします。

 

プロの作家ですら編集者と2人3脚で、

何度も原稿内容に手直しを加えながら

徐々に完成度を上げていくのにです。

 

アドバイザーの立場で言わせてもらうと

お客様の頭の中に浮かんでいる物語や構想を

早い段階で私にも共有させて欲しいです。

 

そういう意味では、Aさんはハナから

「最初から完璧な原稿を書き上げよう」

とは思っていません。

質・量とも不足していても、

ご自身が書けるところまで書いて弊社に送ってくれます。

 

送られてきた原稿に目を通すと、ツッコミどころが満載です。

でもAさんは弊社からのツッコミを待っているんです。

 

原稿執筆中に、

思うように筆が進まなくなったり行き詰ってしまうのは

【次に何を書けば良いのか分からないから】ですよね?

 

Aさんは、私にツッコミをいれてもらうことで

自分が執筆を再開するにあたって

具体的にどんなことを加筆して、どの部分を修正していけばよいのかを

弊社に提示させているんです。

 

書き手にとって、具体的に何を書けばよいのかが分かれば、

執筆の負担は大幅に軽減されるはずです。

 

Aさんはこれまで3冊の小冊子を出版していますが、

いずれもこの方法で原稿を書き上げました。

 

今、苦しんでいる福岡の大学生さんにも

Aさんの【アート印刷活用術】を提案してみようと思います。