こんにちは。
小冊子集客入門塾の遠藤です。
ちょうど1年前、弊社のYouTube広告を見て
「本を書いて出版したい!」
と相談をくれた福岡の大学生さん。
夏ごろまでは原稿の執筆も順調に進んでいて
あらすじまでは書き上げてくれましたが、
最近は『産みの苦しみ』を体感しているようです。
私も仕事柄、お客様に代わって小冊子の原稿執筆を代行するので
彼女の苦しみは痛いほど分かります。
ごく身近な人にだけ配って読んでもらう本ならともかく、
全国の不特定多数の人に自分の考えや想いを
分かりやすく文章に変換するのって本当に大変な作業です。
1日中、机に向かっているのに2行か3行しか書けない日も珍しくありません。
そんな日が続くと心が折れて途中で執筆を投げ出したくなります。
まっ、私の場合は仕事なのでそんなこと言ってられないのですが・・・
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以前、九州で歯科医院を営むAさんが
小冊子原稿を書き上げて弊社に送ってくれました。
といっても、完成度が50%くらいの不完全な原稿です。
でも、実はこれが自力で原稿を書き上げるコツです。
原稿の執筆については多くの人が誤解しているのですが、
最初から完璧な原稿を書き上げようとします。
プロの作家ですら編集者と2人3脚で、
何度も原稿内容に手直しを加えながら
徐々に完成度を上げていくのにです。
アドバイザーの立場で言わせてもらうと
お客様の頭の中に浮かんでいる物語や構想を
早い段階で私にも共有させて欲しいです。
そういう意味では、Aさんはハナから
「最初から完璧な原稿を書き上げよう」
とは思っていません。
質・量とも不足していても、
ご自身が書けるところまで書いて弊社に送ってくれます。
送られてきた原稿に目を通すと、ツッコミどころが満載です。
でもAさんは弊社からのツッコミを待っているんです。
原稿執筆中に、
思うように筆が進まなくなったり行き詰ってしまうのは
【次に何を書けば良いのか分からないから】ですよね?
Aさんは、私にツッコミをいれてもらうことで
自分が執筆を再開するにあたって
具体的にどんなことを加筆して、どの部分を修正していけばよいのかを
弊社に提示させているんです。
書き手にとって、具体的に何を書けばよいのかが分かれば、
執筆の負担は大幅に軽減されるはずです。
Aさんはこれまで3冊の小冊子を出版していますが、
いずれもこの方法で原稿を書き上げました。
今、苦しんでいる福岡の大学生さんにも
Aさんの【アート印刷活用術】を提案してみようと思います。