歯医者さんが小冊子をつくるワケ

まもなく、現役の神父さんが書いた本が完成します。

 

自費出版本

 

著者が40年以上にわたる布教活動の中で遭遇した

一般の人や信者さんからの素朴な疑問や質問と

その答えが1冊の本にまとめられています。

「なぜ、書籍化しようと思ったんですか?」

と僕が尋ねると

「口頭で伝えても、すぐに忘れ去られてしまうんですよね。
  相手にすぐに忘れられてしまうのは、
  きっと本当の意味では理解してくれていないのだと思います」

と話してくれました。

こう聞かされると僕は、

歯医者さんが患者さんに口頭での説明は敢えて控えめにして

その代わりとして小冊子を配布する理由が分かるような気がします。

歯医者さんが患者さんに小冊子を渡すのは

自宅に持ち帰って読んでもらいたいからです。

患者さんが一番リラックスできる場所で、

自分の好きな時に自分のペースで読んでもらったほうが

患者さんの理解が得られやすいことを知っているからです。

そういえば僕も、歯の治療で歯科医院に行かなければいけない日は

朝起きた時から緊張状態が続きます。

「今日はどんな治療になるのかなぁ~。痛いのはイヤだなぁ~」と

余計な心配や不安で心が落ち着きません。

歯科医院に向かう移動の最中も、待合室で名前を呼ばれるのを待ってる最中もです。

そして診療台に座って口を開けた瞬間に緊張のピークを迎えるのです。

こんな心理状態の僕に、医師がどんなに丁寧に分かりやすく説明してくれたとしても

そもそも【聞く】準備が出来ていないし、それどころじゃないんです。

大げさに例えるなら、

なんとか納期を守ろうと必死で打ち込んでいる作業を中断して

飛び込みでやって来た営業マンのセールストークを聞かされているようなものです。

自身の考えや想いを【どのように】伝えるのか?

それを考えることは、もちろん大切なのですが

同時に、【いつ】 【どこで】伝えるのか?

伝えたい相手の環境も考慮してあげることができれば

理解度は全く違ってくるのだと思います。

 

今回もさいごまでお読みいただき、ありがとうございました。

もし記事の内容が気に入ったら、応援のワンクリックをお願いします。

 ↓ ↓ ↓


人気ブログランキング

サブコンテンツ