人柄や理念を上手に伝える方法

集客用小冊子制作アドバイザーの僕は、
社長さんやお医者さんが執筆した原稿に目を通す機会が多いのですが、
「もったいないなぁ~」と感じることが多々あります。

集客用小冊子の原稿を執筆する時、
その本文の全体構成は大きく3つのパートに分けられます。

<1>問題提起
<2>解決策の提示
<3>自己開示

上記に挙げた3つの内、<1>と<2>については
さすがにみなさん、その道の専門家ですから本当に誠実に、
そして一般の読者にも分かりやすく丁寧に書いてくれています。

ところが<3>の自己開示となると、
自分のことを書くのが照れくさいのか、
しっかり掘り下げきれていないことが多いです。

でも、著者自身のことを読者にきちんと知ってもらうことは
<1>の問題提起と、<2>の解決策の提示に説得力を与えるために
とても重要な役割を果たしています。

どんなに素晴らしいアドバイスでも、
それがよく知っている人から贈られたものなのか、
全く知らない人から贈られたものなのかによって
読者が受ける信頼感や理解力・共感力はちがってくると思うからです。

とはいえ、自分の人柄を他人に説明して分かってもらうのは
すごく難しいことですよね。
どうすれば活字で上手に伝えられるのでしょうか?

その有効な方法のひとつとしては、
お客様や社員との会話形式に置き換えてみることです。

例えば…

日頃からお客様に【健康的に美しく痩せる】ことを提唱している
健康食品会社の社長さんは、
ひょんなことから、まずは自分が体現することになりました。
そして3ヶ月でアッサリと10kgの減量に成功します。
それは、社員から言われた一言がきっかけでした。

  社員 「社長、鏡を見たことはないのですか?」

  社長 「なに?どういうこと??」

  社員 「あのですねぇ【健康的に美しく痩せる】を提案している当事者が
       その体型じゃ全く説得力ないと思うのですが…」

  社長 「ぎくっ…」

  社員 「社長、今すぐ体重計にのってみて下さい。」
 
  社長 「げっ…」

  社員 「ほら、やっぱり…」

  社長 「よしっ! 絶対10キロ痩せてやる!今に見ておれ~!!」

見事に【健康的に美しく痩せる】ことを体現した社長さんは
その体験を小冊子にまとめました。

僕はこの社長さんに直接お会いしたことはないのですが、
小冊子を読んですごく親近感が沸きました。
また、どんな雰囲気の職場なのかも容易に想像できますよね。

もうひとつ、例を挙げると、

審美歯科治療が専門のある歯科医院の院長先生は
「悪くなったら、また治せばいい」という
安易な意識をもっている患者さんがあまりに多いことを
とても残念に思っていました。

なんとか歯科医としての理念をきちんと患者様に伝えて
歯に対する意識を変えたいと小冊子をつくりました。

そして、院長にとって最も印象的だった
ある患者さんとのやり取りを小冊子の中で紹介しています。

女性「先生、結婚式までになんとか間に合わせて下さい」

院長「でも、治さないといけない箇所がたくさんあるから、
   間に合わないかもしれないですよ」

女性「だって先生、歯を削って型をとるだけじゃないですか。
   まとめてぱーっと削ってもらえば、数回で終わるんじゃないですか?」

院長「そんな安易に削ったりしたら、歯は弱くなる一方ですよ」

女性「悪くなったら、また治療すればイイんでしょ」

院長「結婚式は人生の大舞台で、一番きれいな状態で
   式に臨みたい気持ちはよくわかります。 
   でも、歯も大切な臓器の一部なんです。
   歯は一度でも削ってしまうと、二度と元の状態には戻らないですよ。」

女性「えっ…そうなんですか」

院長「表面的に美しく白い歯にするのはカンタンです。
   でも、せっかく治療するのなら今だけでなく、
   これからもずっと美しく白い歯でいられるように
   私も全力を尽くすので、どうか我慢して通院して下さい」

一般的に、理念を活字にしようと思うと、
小難しくなったり堅苦しくなることが多いのですが、
この20行足らずの会話文には、
院長先生の歯科医としての理念が凝縮されているように思いませんか?

 

 

今回もさいごまでお読みいただき、ありがとうございました。

もし記事の内容が気に入ったら、応援のワンクリックをお願いします。

 ↓ ↓ ↓


人気ブログランキング

サブコンテンツ